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なんでも面白がれる力「面白がり力」はこれからの時代のキーになる

なんでも面白がれる力「面白がり力」はこれからの時代のキーになる

頭がいい=想像力

頭がいいというのをすこし具体的にいうならば、それは「想像力」だと思う。 想像といっても荒唐無稽なことを夢想するってことじゃない。行動の因と果を緻密に考える力のことだ。

公務員時代、当時の上司にこう話したところ「それは想像力じゃなくて分析力っていうんだ」といわれたんだけどそうじゃない。 因果の予測が自分の知識の範疇に収まるなら分析なのかもしれないが、未知の領域へのチャレンジを志す心の作用も含めて「想像力」という言葉を使ったんだけどその上司には伝わらなかった。

未知の領域への旅にはもちろん分析力も必要だが、どうやったって自分の知識・経験では埋められない領域が発生する。 自分の知識をそのまま当てはめられない領域を埋めながらチャレンジしていくためには、似た事例や状況から推測・予測していくことになる。 そのためには普段から自分の中にたくさんの引き出し(しかも深めのやつ)をストックしておく必要がある。ここが「頭の良さ」のキーだ。

深い引き出しをたくさんストックするために必要な能力=「面白がり力」

深い引き出しをたくさんストックしようと思うと普段からいろいろなことに興味を持ち、心底面白いと思えるかが大事。 いうなれば「面白がり力」がカギになる。

幸いにも、僕はこの「面白がり力」にはかなり恵まれている方だと思う。人の話を聞いたらだいたいはその面白いところを探り当てることができるし、興味を持てる。だからメモを取らずとも記憶の中にストックされていく。 しかも今は、The DECKという自分の場所を持ち、面白い人が向こうから来てくれるので、そのたびに(時間に余裕があれば)雑談したりする。 そのたびにどんどんインプットが増えるし、自分で企画したり呼ばれていくイベントでも引き出しが増えていく。 そんな生活をつづけていると「日本一の耳年増」(命名:シャープ、UXデザイン部長、佐藤 啓一郎さん)といわれるようになった。

「面白がり力」が産む「想像力」、「想像力」が産む「共感力」。それがフィラメントのコアコンピタンス

僕は民間企業での就業経験はないけど、公務員時代の経験がかなりの部分で当てはまるし、社内の空気感も手に取るようにわかる。 だから、企業の方々とお会いした時にその悩みもわかるし、やたらと共感しあえる。 このあたりはフィラメントのコアコンピタンスになっていると思う。

単一の企業では持続的な付加価値やサービス開発が困難になっている今のような時代、企業が自社の社員に「面白がり力」をもつことやインプットを増やしていくことを奨励し、そのための制度も作っていかなくてはならないと思う。そこが日本の大企業がこれから生き延びていくためのポイントだと思っている。

ところで、僕が会った中でこの「面白がり力」がずば抜けてすごい人がYahoo!執行役員CMOの村上 臣さん(「面白がり力」の命名も村上さん)である。 本当に興味と知識の幅が広く、しかも深い。 僕より年下だが僕の倍ぐらいは生きているように思えるぐらい本当になんでも知っている。 完全にド変態(誉め言葉)である。

 

Photo: https://pixabay.com/photo-2245899/

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