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妄想事業構想③ スマホ連動次世代カーナビシステム

妄想事業構想③ スマホ連動次世代カーナビシステム

カーナビは無くなるな…
iPadが出た時に最初に思った感想です。
センサーもたくさんついて画面も大きく、地図データも常に最新にアップデートされていくiPad。
これをアタッチメントで車載にできたら、もう通信途絶以外の弱点は無くなってしまう。
そう思ったわけです。

すぐに馴染みのカーディーラーのお兄ちゃんに「もうカーナビなくなるよ!その理由はあーでこーで…」と語ったものの、「へー、そうなんですかー」という反応で、あまり伝わらなかった様子…。
あれから5年。実際にポータブルナビの市場は大幅縮小し、カーナビアプリも充実、遂にはYahooカーナビのように無料でVICS情報が利用できるだけでなく、オービスの情報まで無料で提供されるものも出現する始末…。
この辺は、無料でサービスをまずは提供してデータを収集しデータドリブンイノベーションを進めていこうというYahooさんの気概を感じます。
ナビ業界でも完全にスマホシフトが起こっているのですが、一方で、エクスペリエンス的にはやはりカーナビの位置にあることの良さも目についてきました。何しろ車に乗るたびにiPadを取り付けるのはめんどくさいし、忘れたら取りに帰らなくちゃいけない。かといってスマホでは画面が小さい。それにアタッチメントで 後付けするのは見栄え的にスッキリしないのでなんかカッコ悪い。
つまりエクスペリエンス的にはインパネ内臓にしたいというニーズがある。

そこで以下のような製品を考えました。

①インパネに内臓されている大型ディスプレイ。
②ただし、独自では通信もしないし、ナビ機能もないただの画面。
③人がスマホを持って車に搭乗すると、自動で通信し、ナビを表示する。(YahooのmyThingsのような連携サービスが起動トリガーとなる)
④複数の人が同時に搭乗した場合、どのスマホと連動させるかを選択する画面からスタートする。
⑤ある程度のサイズのメモリーをディスプレイ側に搭載しておき、走行ルートの情報は先行ダウンロードする。これにより通信途絶が発生した際の対応が可能になる。
⑥OBDコネクタ(すべての車についている運行データや保守データを取得できる接続口)のアダプターとセットで提供。詳細な走行データとセットで匿名化して事業者が取得する代わりにサービスは無料で提供されるというビジネスモデル。
⑦後部座席用の追加ディスプレイを購入すればお母さんのスマホから動画を探してミラーリングし、子供達も静かにお行儀よく着席できます。

いかがでしょうか?
これならいちいちiPadやらスマホやらを車に取り付けなくて済むし、大事な車をカッコ悪くしなくて済むどころか逆にテスラみたいになってカッコいいですよ?
しかも地図も見やすいし、複雑な構造を持つカーナビ買うよりずっと価格も抑えられて、しかも毎年地図を買う必要もないです。

メーカーのマネタイズについても新しいことができます。
メーカー(というかサービス提供者)側のおいしいところはズバリ広告です。
画面がでかい、音声をオンにしているという点がスマホとは違うので、いろんなタイプの広告が出せます。O2O広告とかはとても相性が良いと思います。
メーカーがヤフーさんあたりと連携して広告費をシェアする感じにすれば、売り切り型のビジネスから脱却するチャンス。

一方、ありそうな間違いとしては、メーカーが「スマホなしでも使えるように…」とかいらん気を回しすぎて従来のカーナビと変わらないようなものを作ってしまうこと。そういうの、いらないんで割り切ったモデルを出すべきです。

どうです?
一部コンセプト的には、近いイメージのものも出始めているようですが、普及していけば、ビジネスモデルも大きく変わっていくと思うんですがね〜。

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