トップ > インサイツ > Filament Inc. のCES2017レポート vol.1

Filament Inc. のCES2017レポート vol.1

COO森澤です。現在、ラスベガス時間1月5日午前3時です。時差調整に苦労しておりますが、盛り上がる現地の様子を少しでもリアルタイムに写真とともにお伝えできればと思います。弊社Facebookページでも随時更新して参ります。

先の投稿でも述べた通り、今回は朝日放送のみなさんとのコラボレーションによって、メディアとして現地入りしております。そのため、いくつかのメディア向けのセッションに参加することができました。では、さっそく参りましょう!

 

まずは出展各社が初めて世の中にお披露目する場であるUnveiledと呼ばれるセッションから。

会場はこちらマンダレイ・ベイホテル。3,300室を超える客室とラスベガスでも有数の規模の展示会場を備えたホテル。なんと北米でも最大規模の水族館もあるとか。 そして何より外観がゴールデン!その威容から想起したのはキン肉マンのサンシャインマン

dsc00503

Unveiledセッションが始まるのは本会期の2日前、現地時間の3日夜。それに先立ってCESを主催するCTA(Consumer Technology Association)のアナリストによる今回の技術トレンドに関するセッションからスタート。ポイントは5つ。

  1. 音声制御コンピューティング
  2. 我々の生活とビジネスへのAIの浸透
  3. コンピュータとあらゆるものとの接続(IoT的文脈で)
  4. 移動や輸送の変革
  5. あらゆる体験のデジタル化

 

dsc00520

dsc00522

 

1点目のポイントは、iPhoneにおけるSiriや米アマゾンのAmazon Echoに代表される音声認識技術の精度向上を背景とした、音声による入力インターフェイスの浸透。 入力インターフェイスの歴史が、キーボード、マウス、タッチパネルへと進化を辿ったことをベースしたGUIから、音声を前提としたものに変化していくという予測。iPhoneでメールやFBメッセンジャーで長文を打つ際に、音声入力を利用している自分としては非常に腑落ちする話でした、また、GUIが不要なコンピュータ環境、Faceless Computingという言葉も印象的でした。

次はなんだろう、複雑なジェスチャーや心に思うことが入力インターフェイスになるのかなぁ、と妄想が膨らみました。

 

続いてのAIもこれまた納得できる話。様々な分野でAIの応用が進み生活やビジネスのあらゆるシーンでAIが活用されるようになっていくと。過去数年にわたりCESをウォッチされている方にお聞きしたところによると、2年前の2015年はドローンが、昨年2016年(もう昨年!)はVRが、その年の主流となるテーマとのことで、それが今年はAIになっているとの印象とのこと。5日からの本展示にてこの点も確認していきたいと思います!

確かにこれらのキーワードは今やバズワードを超えて、もはや生活やビジネスのシーンへの活用が当たり前になってきている。その意味ではやはり近年のCESの立ち位置は今後のトレンドを占う意味でも重要度を増しているということが言えそう。

 

3点目はウェアラブルデバイスやセンサーの多様化と低価格化を背景としたいわゆるIoT(プレゼンの中では(おそらく敢えて)IoTとは言っていませんでした)系のトレンドの紹介。なんとウェアラブルブリーフの展示もあるんだとか。(何をセンシングするんだ!)

そしてその流れで言及のあった言葉、「Software eating hardware. Hardware eating software.」は昨今の技術トレンドをよく表しているように感じました。同日に別会場で行われたさくらインターネットによるさくらのIoT Platformの発表も、この文脈で理解すると非常に興味深い。

dsc00538

続くモビリティ、物流関係の話も会場の内外で顕著でした。注目のキーノートスピーカーに日産のカルロス・ゴーン社長が登壇したり、トヨタがAI搭載のコンセプトカー「Concept-愛i(コンセプト・アイ)」の発表の場に選んだこともこれを裏付けます。また、会場外ではさまざまな自動車メーカーが最新車種を展示していました。

体験のデジタル化も、先のトレンドを受けてサマライズするような内容でした。コンシューマへのセンシングによるデータコレクションからAIが導いた提案や、過去の体験を再現するような未来。それを予感させるような展示も目白押しだそうです。dsc00539

dsc00540

dsc00542

 

 

 

 

あれ、ヤバい。このセッションのレポートだけでかなり時間を費やしてしまいました。夜が明けそう。Unveiledの模様についてはまた改めて。。 代わりにと言ってはなんですが、Unveiledの模様がよくまとまったSensorsの記事はコチラです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加