MBSハッカソン「Hack On Air2017」。3年目の英断。そしてさらなる進化を!!

2017.2.20

関西テック業界の年中行事となったMBSハッカソン「Hack On Air 2017」、昨日、全日程を終えました。 このハッカソンはテレビ局主催とあって、毎回テレビ番組化されてるんで、毎回企画がとても難しい。

①「番組としてどう面白くするか」 ②「ハッカソンとしての制作のしやすさやアウトプットのクオリティをどうあげるか」 この2つの命題をクリアしなくてはならないからです。

①はドラマをどう作るかということなので、参加者の皆さんが困難に直面してそれを克服されるところが撮れれば面白くなるんだろうなと思います。 一方で②は、進捗管理をしっかりしてスムーズに作ってもらえたらその方が成果が出やすいです。つまり「困難を克服している感」がない方がよい。 つまり、この2つは結構、トレードオフになってくるのです。 過去2年間はその辺をうまくバランスをとって設計されているなあ、という印象でしたが、今回は大幅に②の方に振り切って開催された、今年のMBSハッカソンにはそんな印象がありました。 その結果、過去2年を大幅に上回るクオリティの高いアウトプットが生まれた!!そこは間違いないと思います!!

すべてのチームがほぼプラン通りの作品を制作できたこと(ただしプレゼンテーションの場がスタジオであることから3G、4Gの電波が通りにくく、そのためにデモ失敗したチームはあったのですが)、そしてそのクオリティがいずれも例年を大きく上回るレベルでとても高かったことは番組よりもハッカソンとしての成果を重視する方に舵を切ったMBS事務局の英断だと思います。 そして、その結果としてすごい成果がたくさん出たことで番組の面白さも例年以上のものになると個人的には思っています。

また、参加者の皆さんの意気込みも例年に増して感じました。 特に、今回は去年よりも期間が短かったこともあり、モチベーション高く取り組まれていましたね。 夜間にやり取りされる開発情報の密度も高かったですし、有給を取得して開発に臨まれたエンジニアの方もおられました。 まさにエンジニアのお祭り、ものをつくるフェスと呼ぶにふさわしい祝祭感と生産性の高さを感じる空間でした。

 

今回は、審査員の皆様への審査の段取りとルール説明を私の方で行いましたが、今回初めて、MBS社長の三村さんが審査員として入られておられて直接お話しできたのもよい経験でした。

三村さんは制作畑の方で面白い番組を作ることにエネルギーを注がれてきた方。その三村さんの考え方にはとても示唆が多く、早くからハッカソンに注目されて興味を持たれて位とのことでした。 三村さんは「ハッカソンは素晴らしい取り組み。面白いものが生まれる可能性を感じてワクワクする」っておっしゃってたのでこれからも関西の冬の風物詩として定着していく可能性高そうです。 今年、一皮むけたみたいにどんどん進化していく関西テック業界のシンボルみたいなイベントに育っていってほしいなーと思いました。

 

参加者の皆さん、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした!! みなさん全員の奮闘に感動しました!!

MBSハッカソン「Hack On Air2017」テレビ番組としては3/24の深夜25時20分~(日付上は25日)、一時間枠での放映が予定されているそうです。

ということで皆さんレッツ視聴!! 非関西圏の皆様は見逃し配信があるのでそちらでお楽しみくださいね~

Author

Filament inc. 代表 角 勝

オープンイノベーションデザインスタジオ「フィラメント」代表取締役CEOにして元公務員(大阪市職員)。 前職では「大阪イノベーションハブ」の立上げと企画を担当し、西日本を代表するイノベーション拠点に育てた。 現在は、「共創の場をつくる」、「共創の場から生まれたものを育てる」をミッションとして、共創人材の育成や共創ベースでの新規事業創出を主導するオープンイノベーションオーガナイザーとして活躍。 大手企業5社・ベンチャー企業1社と顧問契約を結ぶとともに、ハッカソンをはじめとするイノベーションイベントのスペシャリストとして年間で50件を超えるイベントに携わる日本でも有数の共創分野の実践者である。

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