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IoTのI側に求めることとは 〜Things側の人間がInternet側の人間に求めること〜

IoTのI側に求めることとは 〜Things側の人間がInternet側の人間に求めること〜

※本記事は2016/11/1(火) に開催されたLODGEオープニングレセプションでのパネルディスカションの内容を基に作成しております。

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(左から)ヤフー株式会社村上臣氏、フィラメント 角 勝、経済産業省 津脇慈子氏、ユカイ工学 青木俊介氏

村上:今回は弊社(Yahoo!)のコワーキングスペースLODGEのオープニングレセプションで「IoTのI側に求めることとは 〜Things側の人間がInternet側の人間に求めること〜」というテーマで対談させていただきます。

全員:よろしくお願いします。

村上:まずは角さん自己紹介お願いいたします。

dscf7224-1角:はい、私はフィラメントという会社の代表をしておりまして、オープンイノベーションのコンサルティングやアイデアソン・ハッカソンのオーガナイズをしております。あと家電が大好きで、公務員時代は勝手に家電公務員と自称しておりました。

村上:角さんはオープンイノベーション業界では有名ですよね。

角:えぇ、まぁそんな業界があるのかという感じですけど(笑)

村上:続いて津脇さんはどんな活動をされているんですか?

津脇:私は経産省のエレクトロニクス産業を担当していて、IoT政策の普及促進を全般的に担当させていただいています。

村上:最後に青木さんはどんな活動をされているんですか?

青木:はい、私はユカイ工学という会社でロボットの開発と販売をやっています。ネットと繋がる可愛らしい喋るロボット・BOCCOを作っています。

村上:様々なThings側の方々が集まってきたわけですけども、まさにYahoo!のようなインターネット側の人間に何を求めているのかディスカッションさせていただきたいと思います。

村上:BOCCOはまさにいろんなITサービスと連携していますよね。

青木:そうですね。Yahoo!さんのmyThingsのIoTプラットフォームと連携しています。

角:私もBOCCOを持っているんですけど、すっごく便利です。僕のスマホのGPS情報を全部読み込んでいるので、僕が家の近くの最寄り駅に着いたら「お父さんが駅まで帰って来たよ」ってBOCCOがしゃべるんですよね。

村上:なんか美しいストーリーですね。

角:そのBOCCOのしゃべるのを聞いてから嫁さんがスパゲッティとか茹で始めたりするわけですよ。で家に帰ったら熱々のスパゲッティが食べれるとかね。

青木:あとYahoo!さんの天気情報を毎朝しゃべってくれたりですとか、気温が上がるから熱中症に注意してね、みたいなこともmyThingsさんと連携してしゃべってくれたり。

村上:まさにインターネットとモノが融合したからできる体験ですよね。dscf7240

青木:今まではインターネットの情報をBOCCOで表現するというものでしたが、今度はBOCCOに吹き込んだ声を音声認識して、様々なアクションを起こせる機能をリリースしました。

村上:BOCCOはIoTを代表するプロダクトかなと思いますが、やっぱりIoTってこれだよねって言えるサービスってまだまだ少ないと思うんです。製造業側とインターネット側の歩み寄りが重要だと思うのですが、津脇さんはどう思われますか?

津脇:まさにおっしゃった通りだと思います。ただ経済産業省の中でもハード側とソフト側の部門が分かれているので、そこのコミュニケーションから始めていますね。政府だけで考えるより、企業とも連携して政策を変えていかないといけないと思ってます。

村上:そういう動き珍しいですよね。

津脇:今まで業界や企業を支援してきましたが、「イノベーション」を応援するようにしないと新しいものは生まれないのかなと感じています。

村上:今すごい良いこと言いましたね。イノベーションを応援するということは角さんの考えに近いんじゃないですか?

角:はい、まさに僕はアイデアソン・ハッカソンのような共創イベントやビジネスマッチングの場を提供することで、イノベーションを起こそうと考えています。

津脇:まさに人と情報と金が集まる「場所」を作るということが一番大事だと私は思っています。誰というのはターゲティングができない時代になっていて、混ぜてみないとわからないので、混ぜ合わせる場所が必要だと思っています。

dscf7234村上:そうそう、混ぜてみないとわからないよね。コワーキングスペースLODGEも、まさに混ぜ合わせる場所として作りました。あえて未完成の状態になってて、利用者の方が手を加えることによって、自分たちの心地いい場所になったらいいなと思います。

角:僕も大阪の本町にThe DECKというFabスペース(3Dプリンターやレーザーカッターといった最新のものづくり機材を備えた共創スペース)という混ぜ合わせる場所を作っています。首都圏からわざわざ足を運んでくれる方もいらっしゃって、関西と首都圏や地方と混じり合う場所になっています。

村上:とりあえずやってみないとわからないというところはインターネットサービスの作り方に通じていますね。ヤフオクが始まったころも、絶対CtoCでモノの売り買いするなんて無理と言われてましたから。iPhoneもおサイフケータイが付いていない携帯は日本では売れないと言われてきましたから。

dscf7248まとめると、インターネット側、モノ側という垣根が曖昧になってきて、様々なスキルセットを持ったイノベーション側というのが生まれて、混ぜ合わせる場所が必要ということですね。あれ?テーマと関係のない話になってしまいましたが、IoTとオープンイノベーションの話だっということでお許しください。本日はありがとうございました。

全員:ありがとうございました。

11月1日(火)紀尾井町オフィス17階「LODGE」がグランドオープン!社会貢献企業としての姿やヤフーの技術情報を公開する場所として創立され、社内外の人との“Co-Working(コワーキング)”を期待されているオープンスペースです。

西の「The DECK」と東の「LODGE」両方共創しにきてください。

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