トップ > 実践事例 > 逆単身赴任にHX(ハンター・エクスペリエンス)!多様な発想が生まれた地方創生×IoTアイデアソン powered by 鳥取県 DAY 2

逆単身赴任にHX(ハンター・エクスペリエンス)!多様な発想が生まれた地方創生×IoTアイデアソン powered by 鳥取県 DAY 2

逆単身赴任にHX(ハンター・エクスペリエンス)!多様な発想が生まれた地方創生×IoTアイデアソン powered by 鳥取県 DAY 2

2018年3月16日から17日にかけ、鳥取県が主催、フィラメント・ヤフーが共催するイベント「地方創生×IoTアイデアソン powered by 鳥取県」。

2日目はヤフーが共催、というご縁もあり、グランフロント大阪の最上階にある「ヤフー大阪MINAMO」での開催でした!

最上階からの壮観に、開始前から参加者もスタッフもパシャパシャと撮影タイム。

 

 

「ヤフー大阪MINAMO」からの美しい景色については、こちらの記事も参考になります。

ヤフー大阪オフィスに潜入!!グランフロント大阪 最上階からの夜景は絶景!!

 

 

そしていよいよ2日目開始。まずはラジオ体操で身体と心を整えます。

 

こちらも羽渕がファシリテーションを務めるアイデアソンでは鉄板の光景。

 

ラジオ体操終了後、羽渕が参加者のお一人、ウフル米田さんを指名。「IoTとは何か」についてレクチャーいただきました。

実は米田さんは、ウフルIoTイノベーションセンターのシニアマネージャー

つまりIoTのプロフェッショナルなんです。

こういった、知見を持つ参加者の飛び入りセッションもまた、アイデアソンの醍醐味です。

 

その後は、「ブレストカード」を用いてのブレーンストーミング。

 


 

今回ご参加いただいた皆さんは、「アイデアソンが初めて」という方が多く、このカードについても「面白い!」と新鮮だったようです。

続いて、A3用紙を12個に折り、一人3マスずつアイデアを埋めていくワークを。質より量、チームで手分けしてどんどん埋めていきます。

 

お昼休みを挟んでブラッシュアップを重ね、ついに6つのアイデアが完成!

順番を決めてプレゼンに望みます。

 

1つめは、健康問題に着目した、「とうふちくわ」チームの「IoT」ならぬ「Io湯」。

幸せな老後を迎えるための取り組みの一環として、温泉の資産を有効活動するアイデアを提案しました。

例えば、「床マットにセンサーを仕込み、パーソナルデータを収集」「温泉によるコミュニティづくり」など。

 

プレゼン終了後、角からは、「どんなデータを収集したいと考えている?」と質問。それに対し、「鏡センサーで顔を撮影して健康診断」というアイデアが。

松浦さんからは、「バイタルのセンサーは、なかなか付けてもらえない。必ず取らせてもらえるような仕組みがよい」というコメントがありました。

 

2つめは「ハンターハンター」チームの「リアルハンター体験ゲーム」。

こちらは鳥取の豊かな自然でハンターエクスペリエンス(HX)を実現するというもの。地元の漁師・猟師とマッチングしたり、SNSで公開しランキングを付け、上位者には県が表彰する、といったアイデアが、実際の家族を想定した小説仕立てで提示されました。

 

佐々木課長:最近は女性のハンター(狩りガール)も増えているので、PRに使えるかも

財満さん:小説形式で語られることで、リアリティが沸いた。心まで狩られた

松浦さん:HX(ハンター・エクスペリエンス)というキーワードは流行語大賞を狙える

石崎さん:散弾銃はジビエにしづらいので。罠を仕掛けるのがいい。罠にかかった獲物が後日届くとかも面白いかも

角:芸人と組んで、Amazon Primeで配信してもいいかも

と好感触のコメント。

 

3つめは WATER BOYSチーム。こちらは鳥取の資産である「水」に着目したアプローチ。

鳥取は大山を始め、水源が豊富。潜水時間や位置情報その水に関する情報を刻み、思い出として持ち帰ることができる「WATER WATCH」を提案。

 

角:水の綺麗さをアピールする県は多い。逆に水難予防や湯あたりなど、リスクを知らせるアプローチの方がインセンティブになるかも

松浦さん:WATER WATCHという言葉が綺麗」と語感に着目したコメント、佐々木課長からは、「実は鳥取県は、西日本は採水量1番、全国2番を誇る。(一位は富士山のある山梨県)地下水が99%。地下水で洗車している

「水」もなかなか鳥取県と良さそうです。

 

4つめは「仕事」の課題に着目した、「チーム親ガニ」のプレゼン。

チームメンバーに就職活動中の大学生の方がいて、「鳥取に戻りたいけど仕事がない」という切実な問題があることからこの課題を選択したそう。テーマは「仕事ができる別荘」という、京阪神からの飛行機でのアクセスの良さを活かしたもの。人口減少に伴う空き家を活用した別荘というアイデアでした。長期滞在時以外は、起業の研修施設としての利用を提案しました。

 

財満さん:年中を通して使える仕組みであることを評価

佐々木課長:鳥取は子育て環境が良く、移住が増えている。智頭町の「森のようちえん」の事例もある

松浦さん:「鳥取砂丘の中にあるコワーキングスペースとか面白いかも

角:地域のコミュニティとつなげれば、いいビジネスモデルになりそう

といった反応がありました。

 

そして5つめは「チーム苔美人」による、「逆単身赴任」の提案。

昨日の佐々木課長の「消滅可能性都市」の説明を受け、都市部に働き手を残し、子供とお母さん(あるいはお父さん)が鳥取に来る、というもの。

逆単身赴任のメリットとして、待機児童が0、教育水準の高さ、人口あたりの小児科の数や、図書館や体育館の多さといった子育てのしやすさを列挙。

さらに「子育ての郷エコシステム構想」として、逆単身赴任世帯を集めたコミュニティを構築し、シニアのコミュニティや、昨日の松浦さんのお話にあった高専とのつながりなどで、地域全体で子育てをするイメージを描きました。

 

角:逆単身赴任という言葉の力が強く、さらに経済効果も高い。地元の銀行と提携して、給与口座を開いてもらえたらインセンティブを付ける、としてもいいかもしれない。電子マネーなら付けやすいかもしれない。逆単身赴任、流行らせたい!

佐々木課長:実は鳥取県は、女性のストレスが少ない県1位に選ばれているんです。逆単身赴任とセットで、出産もぜひ鳥取で。智頭町では「森のようちえん」だけでなく「森の産院」の企画があるんですよ

参考:女性のストレスオフ県ランキング 2016 速報 “鳥取県”が「ストレスオフ県」全国1位を獲得! 「友人」「子ども」「肌」「自分の自由」の環境の良さが貢献

松浦さん:可能性しか感じないですね!

石崎さん:Webライティングなど、地方創生に力を入れているクラウドソーシングサービスと繋げられそう

財満さん:多様なステークホルダーが明快につながっているのが良いですね。

ちなみに、「苔美人」の意味ですが、鳥取県は雨が多いけど、その分苔が美しい……というところから来ているんだそうです。

 

最後のプレゼンは、チームフォレストの「林業革命」。

VRで重機を遠隔操縦し、重労働を解決しよう、というもの。

林業をテーマパーク化した「森のキッザニア」で、DIY体験ができるというアイデアです。

 

角:例えば採掘とか、林業プラスアルファの仕組みを組み合わせると更に良くなりそう

財満さん:私達の小さい頃は、自分の身の回りの職業のことしか知ることができなかった。ものの見方が広がりそうな取り組み。ぜひ大人向けにも作ってほしい

佐々木課長:実はオーストリアで一番の憧れは、林業なんです」と驚きの一言が。「今後日本も、オーストリア形式の林業が普及するのではないか

実際に鳥取県では、オーストリアに林業の視察に行ったり、研修を行うといった活動をしています。

http://www.pref.tottori.lg.jp/206366.htm

 

休憩を挟んで、いよいよ審査発表。

 

フィラメント賞を受賞したのは、「チーム親ガニ」

角:心温まるアイデアであること、アイデアソン未経験のメンバーが集まって、共創していくようすがフィラメントらしい

 

 

石崎浩太郎さん賞を受賞したのは、チームとうふちくわ。

石崎さん:Io湯のインパクト、地域へのコミュニティ形成、滞在型、つながりにIoTの技術を使っているなど、実現可能性も含めて評価しました

 

 

松浦さん賞は、チームウォーターボーイズ。

松浦さん:水の資源を生かし、人間と水との関わりを啓蒙する一連のストーリーが素晴らしかった

 

財満さん賞はチームフォレスト。

財満さん:未来につながる第一歩となるアイデアでした!

 

優秀賞は、ハンターハンター。

佐々木課長:面白かったです。アピール力にも感銘を受けました。ゲーム性のある唯一の提案だったことも良かったです。

 

最優秀賞は、ほぼ満場一致で「逆単身赴任」を提案した「苔美人」の皆さんでした。

佐々木課長:プレゼン、実現可能性、完璧だった。ぜひ取り組みたい

賞品は今、鳥取県で一番売れているという、入手困難の「だじゃれカレンダー」。うらやましい!

鳥取)平井知事だじゃれカレンダー 16のだじゃれ厳選

 

 

 

受賞者の皆さんもまた、「鳥取に行ったことがないので、ぜひこのアイデア実現のために鳥取に行って縁を作りたい」と意欲を見せていました。

 

とにかく、どの発表も素晴らしかった、今回のアイデアソン。

グランフロント大阪の最上階、という少し非日常で、開放感のある場所というのも、アイデア創出に一役買ったのかもしれません。

すべての発表が終わったあと、佐々木課長より、「実現性の高いアイデアが予想以上に多かった。次の活動につなげたい。来年は鳥取でやりたい」という言葉がありました。

更に、「鳥取は、実は自慢の日本一が3つあるんです」と、来場者の皆さんに教えてくださいました。

 

ひとつめは、蟹の水揚げ量

参考:カニの水揚量日本一の鳥取県が再び蟹取県に!!

 

ふたつめは、和牛の肉質日本一。そしてその家の娘さんがこの場にいると種明かし。

なんと初日に、「ひとりラーメン芸人」だと語ってくれた方が、その娘さんだったんです。

参考:快挙!!鳥取和牛が「第11回全国和牛能力共進会 宮城大会」で初の肉質1位!

 

そして3つめは、星空も日本一の「星取県」

https://www.hoshitori.com/

 

魅力いっぱいの鳥取県、ぜひ足を運んでみてくださいね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加