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【イベントレポート】わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」~世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】~ 2日目

【イベントレポート】わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」~世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】~ 2日目

 8月26日(日)神戸国際会館で、わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」~世の中を変える商品開発【視覚障害を持つ方編】~ 2日目が開催されました。

 当日の様子は、産経新聞でも紹介されています!

 振動する運動靴や音声アプリ… 視覚障害者の意見取り入れ7企業がバリアフリー商品 兵庫

 

 参加者のみなさんは、8月18日に情報のインプットとアイデアソンを行ったと、約1週間にわたり、コミュニケーションしながらプロダクトを作成、この日を迎えられました。
 どれもすばらしい発表でしたので、ご参加いただいた全てのチームに何らかの賞があります。
 中には商品開発予定のものもありますので、あまり詳しくはご説明できないのですが、受賞順にご紹介します。

 

ユニーク賞 4チーム テーマ:動画副音声
当初はTwitter APIで、災害時に必要な情報を抽出する仕組みを考えていらっしゃったそうですが、認証に1週間かかってしまう、ということで、Webサイトのスクレイピング(必要な情報を抽出する技術) に変更。
さらにWebSpeech APIとYoutube APIを用い、動画に今どんな場面で何をしているかをを副音声として付ける仕組みについてご紹介していました。
質疑応答では、「もともとあるナレーション」と「副音声」のバッティングをどうするかというものがありました。タイミングをずらす方法で回避するとのことです。
 
 
チャレンジ賞 チーム5 テーマ:リードマイ・ワールド 
視覚障害者の方に、目の前にいる人の情報を読み取り(リード)名前と年齢を教えてくれるプロダクト。人の名前だけではなく、登録しておいたものが部屋のどこにあるかもお知らせしてくれます。普段とものの置き場所が変わってしまうと、探すのが困難になってしまう課題に着目しています。デモではチームの3名の方をあらかじめ登録し、誰が視覚障害者の方の前に座るかを、あみだくじで決めたそうです。
 
 フロンティア賞 チーム1 テーマ:バーチャル誘導システム
視覚障害者の方が駅を訪れたとき、 いくつもホームがあるので、どこのホームに来たのかがわからなくなってしまう課題があります。
このプロダクトでは、通路で正しい方向を歩いているかどうかを振動ででお知らせします。
もちろん点字は駅に設置していますが、実際はその点字がどこにあるかを探すということ自体が難しいという問題があります、音声と振動でサポートすることで、それを回避しています。
 
ビジネス賞 チーム7 テーマ:市販薬パッケージ
実際に視覚障害者の方からヒアリングした課題をもとに作成した、試作品をデモンストレーションしてくださいました。 
 
アイデア賞 チーム2 テーマ:バス
バス停でスマホアプリを使用すると、 「国際会館まで行きたい方が、三宮駅でお待ちです」という通知が運転手さんに届きます。
角からは、「運転手全員に通知が行くと大変では? 通知する運転手の絞り込みはできるのか?」と鋭い質問が。
該当するバス停の路線と、行き先から絞り込む、とのことでした。
 
こちらのプロダクトについては、以下のブログで詳しく紹介されていますのでぜひご覧ください!

視覚障害を持つ方の日常を豊かに。ハッカソンでバスの乗り降りをサポート

 
 
 
優秀賞 チーム6 テーマ:靴センシング
靴底について、視覚障害者の方の意見を取り入れて改良。より点字ブロックを認識しやすい形にしています。
また、交通事故で亡くなる障害者の方の8割が「横断中」であることに着目。うまく渡れたデータをあらかじめ「成功データ」として靴に登録し、横断歩道からずれているかどうかを振動で通知する仕組みについてプレゼンしました。
視覚障害者以外にも、高齢者やベビーカーを押すお母さんにも有効なシステムとのことです。 
 
最優秀賞 チーム3 テーマ:メモ
視覚障害者である園さんは、これまで自力で様々なプロダクトを開発し、問題を解決してこられた方。
しかし、まだメモを取って読み返すことが困難だという課題があります。
音声認識でそれを解決しようというプロダクトです。一般的なアプリは手順が複雑なため、少しでも簡単に録音、保存ができる仕組みになっています。ICレコーダーでは、早送り、巻き戻しで探すのが大変な為、テキスト化も行うことが特徴です。
 

最後に、アイ・コラボレーション神戸の代表・板垣さんからクロージングトーク。

「初めてアイ・コラボレーション神戸でハッカソンを開催させていただき、バタバタしましたが、バックアップのおかげで楽しかったという言葉をもらえて嬉しいです。

どのチームもすごく良いアイデアが出たし、僕も普段悩んでいたり、思っているものに近いものがいくつかありました。

今日でおしまいというわけではなく、半年後にレビューがあります。継続して研究し、作っていけばハッピーなものが出来上がると思います」

 

そう、わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」は、これで終わりではありません。

 

開発→実証実験→改善を行い、実際に製品化までこぎつけ、販路を作るのが、わたし達の未来をつくる「アイデアソン・ハッカソン」

アイ・コラボレーション神戸の新しいチャレンジを、フィラメントも応援します!!

 

最後はやっぱり全員で記念撮影! がんばるぞー!

 

優秀賞を受賞した、3チームの皆様。おめでとうございます!!

 

DAY1のレポートはこちらです!

 

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