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「始動 Next Innovator」プログラムにてタムラカイ氏と共同ワークショップ開催!

「始動 Next Innovator」プログラムにてタムラカイ氏と共同ワークショップ開催!

始動Next Innovator」は、安倍総理大臣が平成27年4月に米国シリコンバレーで発表したシリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト」の一環として次世代のイノベーションの担い手を育成することを目的に経済産業省が平成27年度(2015年)より昨年度まで過去4回実施している人材育成プログラム。

過去4年間で約500名の卒業生が多種多様なイントレプレナー・アントレプレナーとして活躍しています。

経済産業省・JETROが主催する今年度の「始動2019」では、国内プログラム(全11日間)を通じてシリコンバレーに代表されるスタートアップの方法論とマインドを体得し、選抜者は実際にシリコンバレーに赴いて本場のスタートアップエコシステムを体感することで、世界に通用するイノベーターとなることを目指しています。

 

今回、国内プログラムDay2(8月4日)のテーマ「外部環境変化・未来予測 ー世界の変化に目を向け、事業機会を掴む」のプログラムとして、フィラメントCEO角勝とグラフィックカタリスト タムラカイ氏のコラボで「ストーリーカードメソッド~自社or自分の強みをいかした新規事業アイデア創出~」のワークショップを実施しました。本レポートでは当日の様子をお届けします!


講師紹介

 

角 勝(すみ・まさる)
株式会社フィラメント 代表取締役CEO

年間にわたり大阪市役所にて勤務し「大阪イノベーションハブ」の立上げと企画運営を担当。2015年、大阪市を退職し、フィラメントを設立。多くの企業で新規事業創出プログラムの構築・実行支援や、独自設計したワークショップとコミュニティ創出手法を用いた人材開発・組織開発を手掛ける。2016年には企業アライアンス型オープンイノベーション拠点The DECKの立上げにも参画し、他のコワーキング・コラボレーションスペースのコンセプトメイクにもアドバイザリーを提供している

   

タムラ カイ

富士通デザイン株式会社

ハッピーラクガキライフ 代表

グラフィックカタリスト・ビオトープ発起人

2003年富士通に入社、GUIデザイナーとしてキャリアをスタートし現職。

大企業の中で「個の軸」の必要性を痛感、2014年より個人活動として「ラクガキ」という根源的な表現行動を用いたワークショップを開始。

独立ではなく社内外を巻き込む道を選び、新たな働き方を模索・実践中。

「世界の創造性のレベルを1つあげる」をミッションとして、様々なイベントでのグラフィックレコーディングや、企業・自治体向けに人材育成、チームビルディング、組織マネジメントなどの講演・講座を行なう。

著書に「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」。

 



始動Day2午後のワークショップは2つのワークで構成されています。なお、当日午前中は
慶應義塾大学 環境情報学部教授/ヤフー株式会社 CSO安宅和人氏による講演が行われました。

 

ワーク1は角勝が担当し、フィラメントが新規事業開発のトレーニングとして提供している『ストーリーカードメソッド』のワークを実施しました。

このワークの目的は「強み×社会課題×トレンド」の組み合わせることでビジネスアイデアを考えるトレーニングを行い、日常的に新規事業を考える姿勢と習慣を身に付けることです。

この日は午前中に行われた安宅氏の講演のインプットを元にアイデアを考えていきます。

 

ワーク2はタムラカイ氏が担当し、『ラクガキストーリーテリング』を実施しました。ワーク2の目的は、相手に伝えるためのアウトプットのトレーニングです。タムラカイ氏の考案した「エモグラフィ」を使い、絵を描くことでワーク1で考えたアイデアの世界観を伝えるトレーニングを行います。

 

【目次】

■ワーク1:強み×社会課題×トレンドを掛け合わせて、『少し先の未来の課題』を解決するビジネスアイデアを考えるトレーニングをしよう

■ワーク2:絵を描くことで『世界観』が伝わる。ラクガキでアイデアの『世界観』を伝えるトレーニングをしよう

■講師から「始動Next Innovator」受講生へのメッセージ

 

■ワーク1:強み×社会課題×トレンドを掛け合わせて、『少し先の未来の課題』を解決するビジネスアイデアを考えるトレーニングをしよう

 

冒頭、角が語ったのは、「新規事業は仮説検証を繰り返しながら進んでいき、ほとんどの事業はピボットが必要になる。自分のイメージしている世界と現実の世界が違う。」という話です。

 

ワーク1の内容は、『ストーリーカードメソッド』の「自社・自分の強みカード」×「社会課題カード」×「トレンドカード」の3つのカードを使って行います。

 

この3つのカードを掛け合わせることで、自分事化できるビジネスアイデアを考えていきました。

 

 

途中、受講生から「すでに進めている事業プランから離れたほうがいいのでしょうか?」という質問がありましたが、これに対する角の回答は以下の通りです。

 

「せっかくですので、今までの囚われている考えを一度アンラーンしてみてください。いったん心血を注いだ自分の事業のことは忘れて、午前中の講演から受けた刺激をどうやって取り込んでいくのかを意識してみてください。」

 

カードのテーマごとに個人ワークとグループ内での共有と再考を繰り返しながら、最後はグループでワークシートを作成し、一つのアイデアにまとめていきます。

 

 

※『ストーリーカードメソッド』のワークショップは、新規事業開発のマインドセット、思考のトレーニングとして有効な手法です。詳細はフィラメントまでお問い合わせください!

 

■ワーク2:絵を描くことで『世界観』が伝わる。ラクガキでアイデアの『世界観』を伝えるトレーニングをしよう

 

ワーク2では、ワーク1で考えたアイデアを「穴埋め式の文章」と「ラクガキマンガ」として世界観を創り出すことにチャレンジしてもらいました。

このワークの目的は、物語化することで相手に『世界観』をイメージしてもらい、伝えやすくすることです。

 

ワーク2も、ワーク1と同様に個人ワークとグループ内での共有と再考を繰り返しながら進んでいきます。

 

未完成状態の漫画のシートを共有しブラッシュアップしていくことが、新規事業で重要となる「小さく作って改善していく」訓練にもなるということです。

 

「ラクガキマンガ」の手法として、タムラカイ氏が考案した人間の感情を簡単に絵に表せる「emography(エモグラフィ)」が紹介されました。

 

漫画のコマに世界観のストーリーを載せ、感情を絵で表現することでワーク1のビジネスアイデアが伝わりやすくブラッシュアップされていきます。

 

「emography(エモグラフィ)」については、タムラカイ氏の著書「アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編」で詳しく紹介されています!

 

■講師から「始動Next Innovator」受講生へのメッセージ

 

最後に講師の2人から、「始動」受講生へのメッセージが語られました。

 

角からのメッセージ:

 

「全体の傾向として、ターゲットが「高齢者全体」などの荒い状態のものが多いと感じましたが、新規事業の最初のターゲットは「高齢者の中のどこなのか」を定めていく必要があります。

そのためには必要なことは、生の一次情報を持っている人に接触していくことです。

 

今の事業プランに拘りすぎずに、もっといいプランが出せる場、そのために成長していく場が始動であると心得てください。

 

自分あるいは自社の強みを理解し、社会とテクノロジーのトレンドを読みながら、自ら解決したい、自分しか解決できない課題を見つける努力を日常的にしてほしいと思っています。」

タムラカイ氏からのメッセージ:

 

「結局は「あなたは何者なのか」を考えるところ、すべてはそこからです。

 

会社の名前ではなく、自分の名前で話せるようになって下さい。

 

自分が中心の事業計画は良くないといわれることもありますが、「自分ために」という想いを持っている人は強いです。

 

皆様が始動を通じて世界に通用するイノベーターへと成長していくことを願っています。」

フィラメントでは、新規事業開発のための思考のマインドセット・トレーニングとして今回実施したワークショップ『ストーリーカードメソッド』を提供しています。ワークショップの詳細はフィラメントまでお問い合わせください!

 

お問い合わせ内容はコチラへお願いします!

 

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