ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)に関連したアクションプランを考え実行し、振り返りをすることで、MVVを形骸化させずに組織の文化として定着・浸透。
プログラム概要
社員自らが議論のうえ策定した組織のMVVを形骸化させてしまうことなく定着させるため、MVVに紐づいた具体的なアクションについて検討を重ね実行します。実行の後に振り返りの議論を行うことで、継続的に俯瞰的・客観的な視点で自身の組織における役割や行動を見つめ続けます。
対象者
- 将来的に幹部候補として組織の運営を嘱望されているビジネスパーソン
- チームや個人に組織としてのまとまりがないと危機感を感じている人々
- MVVを策定したが、一度きりの活動に収まってしまい、組織の変革に到達しないことを危惧しているビジネスパーソン
プログラムの必要性
議論を重ねて策定したMVVが、その時だけの活動で終わってしまわないようにするには、MVVに紐づいた具体的なプロジェクトにまで落とし、実行してMVVを身近に感じさせる必要があります。また、これらの振り返りを定期的に行うことで、MVVの意図や目的を再認識し、MVV策定時の組織における社内の共通言語としての効果を継続的に得られます。
目的と効果
目的
- MVV策定の効果を継続的に発揮:MVVを作成するときに得られた効果を形骸化させずに組織に浸透し続けます。
- 具体的な活動でさらに腹落ち感を醸成:策定したMVVを各部署レベルのプロジェクトまでおろすことで、各社員にとってのMVVへの理解の解像度が高まります。
- プロジェクトを自ら立案・実行することで主体的に動けるように:MVVに紐づいたプロジェクトを自ら議論の上立案し実行することで、主体的な活動を行うことが喚起されます。
- 社内のコミュニケーション円滑化:共通の存在意義や価値観を共有することで、不要な衝突をあらかじめ避け、プロジェクト実行時にも本来組織があるべき方向へスムーズに進ませます。
- 具体的なアクションと継続的なメンテナンス:MVVが形骸化しないように、具体的なアクションプランをプロジェクトとして回すことで、継続的な浸透のための活動や改善を働きかけます。
導入効果
- MVVに紐づく具体的なプロジェクトが複数立案・実行、振り返りを行うため、トップからボトムまで社内の変革が浸透し、継続されます。
- MVVに紐づく具体的なプロジェクトが自ら立案し実行されるため、社員が自律的に動けるようになります。また、社内でもそうした行動が受け入れやすい空気感が醸成されます。
- MVVが形骸化されずに日々の業務においても各社員に認識され、またそれが文化として新入社員へも引き継がれます。
プログラム内容
項目 | 詳細 |
---|---|
実施場所 | オンライン(Zoom)またはオフラインでの実施 |
所要時間 | 約1時間 |
ファシリテーター | 経験豊かな専門家2名程度 |
参加人数 | 10~50名(最適なチーム構成:1チーム3~4名)個人ワーク+グループディスカッション |
事前打ち合わせ | 1時間×2回程度 |
ワークの流れ
セッション | 所要時間 | 内容 |
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インプットセッション | 約5分 | ・人間の情報認知の仕組み・ワークのやり方 |
ワーク | 約20分 | ・批判的コメント個人ワーク・批判的コメントグループワーク・共有タイム・称賛的コメント個人ワーク・称賛的コメントグループワーク・共有タイム |
発表 | 約15~20分 | ・各チームアウトプットの発表 |
ラップアップ | 約5分 | ・講評:講師によるフィードバック |