組織文化を確立・進化させるため、社員が主体となりミッション・ビジョン・バリューやパーパスなどへと言語化。組織の個性や強みを反映することで社員の腹落ちを促し、自走できる組織に変革。

プログラム概要

組織変革のスペシャリストがファシリテーションし、組織のミッションやビジョン、バリュー(行動指針)などを社員自らが議論を重ねて策定します。その過程で、所属組織を俯瞰的視点から見つめなおし、社員ひとりひとりが組織の目指すところと現在地について思案し、検討します。社員参加で策定する事で、社員と組織の繋がりが生まれ、強化されます。また、複雑で素早い意思決定が求められる事業環境において、様々な場面に共通する意思決定の軸を作ることで各々の意思決定を後押しし、組織の柔軟性や対応力を高める事ができます。

対象者

  • 自社で共有すべきカルチャー(組織文化)が明確でない、確立されていないと考える経営幹部
  • チームメンバーに自走してほしいと考えている大企業のマネージャー層
  • チームや個人に組織としてのまとまりがないと危機感を感じている人々

プログラムの必要性

社員が主体となってミッション・ビジョン・バリューやパーパス、クレドなどを定めることで、その企業・部門に勤めるすべての人が、共通の存在意義や価値観を意識して業務を遂行できます。策定の過程において関わる社員は組織の使命や存在意義と自らの目的意識を照らし合わせることで、深い理解と共感を得ることができます。その社員は策定後のフェーズにおいてリーダーシップを発揮し、中心的な存在となることが期待されます。

目的と効果

目的

  • 目的意識や価値観の共有による提供価値の最大化:組織の目指す姿や価値観を言語化し、共有することで、様々なビジネスや意思決定に方向性を作り、提供価値を最大化します。
  • 指示待ちから脱却し、自律的な組織へ:トップダウンで決められたことを実行するだけの組織から、組織文化を体現する目指す姿や価値観に照らし合わせて率先して行動できる組織に変革します。
  • 社内のコミュニケーション円滑化:目指す姿や価値観が共有されることで、部署や立場が異なっても共通の軸となり、建設的な議論に導きます。

導入効果

  • 縦割り組織に縛られた業務から、目的志向で柔軟性が高い組織運営が可能に
  • 策定の過程を通じ、高いリーダーシップを持ち、クロスファンクションな活動の中心メンバーとなれる社員の育成
  • 自組織を客観視することで、目の前の仕事だけではなく、より俯瞰的な視点からみてなすべきことを認識できる人材へ変革
  • 組織文化を言語化することで、カルチャーフィットする人材の育成・獲得など、採用戦略の改革

プログラム内容

項目詳細
実施場所社内会議室、貸し会議室など
所要時間半日~1泊2日のワークショップを4-5回程度
ファシリテーター経験豊かな専門家2名程度
参加人数10~30名(最適なチーム構成:1チーム3~4名)
事前・事後課題+個人ワーク+グループディスカッション
事前打ち合わせ1時間×2回程度をワークショップ毎に実施

ワークの流れ

セッション所要時間内容
オープニング・アイスブレイク約50分・目的・ゴールの共有
・チームビルディング
講義1約20分例:
・ミッション・ビジョン・バリューの意義
・他社の事例
・言語化のポイント など
ワーク1約90分・チーム内で事前課題を発表・ディスカッション
・中間発表準備
中間発表約60分・各チームの検討内容発表・ディスカッション
ワーク2約90分・中間発表を踏まえてのブラッシュアップ
・次回までの検討事項・役割分担 など
ラップアップ約20分・アクションアイテムの確認
・講評:ファシリテーターによるラップアップ