事業の全体像を俯瞰し、自社の強みとなるアセットを特定・言語化。多角的な視点でアセットを重みづけし、事業の強みを明確にすることで、次の戦略立案に繋がる基盤を作ります。
プログラム概要
本プログラムは、企業の事業活動をバリューチェーンの観点から分解し、普段は気づきにくい価値あるアセットを抽出・評価するためのワークショップです。上流から下流までの一連のプロセスを整理・可視化し、各ステークホルダーや競合他社の視点を織り交ぜながら、自社の強みと可能性を明らかにします。
対象者
- 事業価値の見直しや強化を検討している経営層や事業責任者
- 自社のプロダクトやサービスの強みの源泉を体系的に認識したいチームリーダー
- 自社の強みを活かした事業アイデアを考えたい新規事業担当者
プログラムの必要性
企業活動の中で、本当に価値があるアセットが適切に認識・活用されていないことがあります。本ワークショップでは、バリューチェーン分解と多角的な視点を用いることで、事業の強みや成長の種を発掘し、それを次のアクションに結びつける支援を行います。
目的と効果
目的
- バリューチェーン全体像の整理とアセットの価値明確化: バリューチェーン分解を通じて、事業活動全体を可視化し、隠れた価値を明確にします。
- 多角的視点による価値評価スキルの向上: 顧客・競合・自社の視点を活用しながら、アセットを多面的に評価する能力を養います。
- 競争優位性の強化と活用: 特定したアセットを基にさらに強化すべき競争優位性を認識し、事業成長に活かします。
- チーム全体での事業理解の促進: チーム内での共通理解を深め、目的を一致させることで、より効果的な戦略策定を支援します。
- 具体的アクションプランの策定体験: アセット評価の結果を基に、次に注力すべき事業の戦略方向を明確にします。
導入効果
- アセットのコアバリューの明確化
- 競争優位性の論理的かつ説得力ある説明が可能に
- 事業活動全体の俯瞰的理解による意思決定の精度向上
- 顧客・競合比較を通じた市場でのポジション強化
- 組織内外での情報共有と連携の効率化
プログラム内容
項目 | 詳細 |
---|---|
実施場所 | 社内会議室、貸し会議室など |
所要時間 | 約3時間 |
ファシリテーター | 経験豊かな専門家1名+サポート1~2名程度 |
参加人数 | 10~30名推奨(最適なチーム構成:1チーム3~4名) 個人ワーク+グループディスカッション |
事前打ち合わせ | 1時間×2回程度 |
ワークの流れ
セッション | 所要時間 | 内容 |
---|---|---|
インプット | 約10分 | ・バリューチェーンとは |
バリューチェーンの分解 | 約60分 | ・対象となる事業やプロダクトを選定し、バリューチェーンを整理 ・各ステークホルダーの視点を可視化し、事業の全体像を把握します |
アセットの抽出と分析 | 約60分 | ・ステークホルダー視点と自社視点を組み合わせて、アセットの価値を多角的に評価 ・競合比較や市場評価を通じて、価値の高いアセットを順位付けし、次のアクションを想定、言語化します |
ラップアップ | 約20分 | ・振り返りとまとめ |