ものごとの本質に気づくために「好奇心をもって情報に接する態度」のトレーニング。批判的視点と称賛的視点の両方を体験。
プログラム概要
人間は認知に二つのモード(システム1:直感的で速い思考モード、システム2:論理的で遅い思考モード)を使い分けています。システム1だけで暮らしていると、気づきが増えない=情報の「素通り」になります。このワークショップでは、批判的視点と称賛的視点の両方を体験し、「素通りしない態度」を理解します。
対象者
- 新規事業の開発に関わるビジネスパーソン
- 批判的視点と称賛的視点をバランスよく持ちたいと考えるチームや個人
- 情報を深く理解し、より豊かな知識を得たいと考える人々
プログラムの必要性
新規事業開発では、既存のソリューションの弱点を見つける批判的視点と、新たなアイデアの可能性を見出す称賛的視点が必要です。このワークショップは、これらの視点をバランスよく持つことで、より効果的なアイデア生成と問題解決を可能にします。
目的と効果
目的
- 好奇心をもって情報に接する態度のトレーニング: ものごとの本質に気づくために、批判的視点と称賛的視点の両方を体験し、情報に対する好奇心を育てます。
- 認知モードの理解と活用: システム1(直感的で速い思考モード)とシステム2(論理的で遅い思考モード)の違いを理解し、両方のモードを適切に使い分ける能力を養います。
- 情報の「素通り」を防ぐ: 自動的な思考に頼ることなく、情報を深く掘り下げることで、知識の増加と気づきを促進します。
- 批判的視点と称賛的視点のバランス: 改善点を探す批判的視点と、可能性を探す称賛的視点を同時に体験することで、よりバランスの取れた思考を身につけます。
- 新規事業開発への応用: 批判的視点と称賛的視点を活用して、新規事業開発におけるアイデア生成と問題解決の能力を強化します。
導入効果
- 認知モードの適切な活用による気づきの増加
- 批判的・称賛的視点のバランスによるアイデア創出力の向上
- 情報の深い分析と理解による知識の拡張
- 柔軟な思考と好奇心の促進
- 自己成長とチーム内協力の促進
プログラム内容
項目 | 詳細 |
---|---|
実施場所 | オンライン(Zoom)またはオフラインでの実施 |
所要時間 | 約1時間 |
ファシリテーター | 経験豊かな専門家2名程度 |
参加人数 | 10~50名(最適なチーム構成:1チーム3~4名)個人ワーク+グループディスカッション |
事前打ち合わせ | 1時間×2回程度 |
ワークの流れ
セッション | 所要時間 | 内容 |
---|---|---|
インプットセッション | 約5分 | ・人間の情報認知の仕組み・ワークのやり方 |
ワーク | 約20分 | ・批判的コメント個人ワーク・批判的コメントグループワーク・共有タイム・称賛的コメント個人ワーク・称賛的コメントグループワーク・共有タイム |
発表 | 約15~20分 | ・各チームアウトプットの発表 |
ラップアップ | 約5分 | ・講評:講師によるフィードバック |