事例概要
一見、クリエイティブそのものと見えている番組制作の現場。しかし実態としては、ヒット番組のテンプレートの使いまわしや既存の番組制作メソッドの組み合わせに陥りがちで、新たな発想でコンテンツを創る意識が希薄であるとのこと。こうしたコンテンツ制作の現場において、型にとらわれない発想や視点をもつことの重要性に気づかせる。また自ら、新たな発想や視点を作り出す意識改革のきっかけをつくることを目的として、新任マネージャー研修の一環として人数を絞ったワークショップを実施しました。
成果
普段の会社内ではしない話題(それぞれの仕事以外の自慢話)を起点として、お互いの相互理解が深まりました。さらにワークショップ以外の時間を使って、自慢話以外のプライベートなテーマへも自然と会話が広がり、部門の垣根を超えたアンオフィシャルなつながり、組織の横串が強く刺さる契機となりました。
また、ワークショップ後半のメイン課題である「クレイジーなビジネスアイデアの創出」というテーマは、通常業務では一定以上のクオリティの番組をつくることを第一の目的として、常に落としどころを考えた堅実な仕事をしている参加者にとっては、「ガツンと来る衝撃」であり「普段使わない脳みその筋肉を使ってめちゃくちゃ疲れたけど心地いい」との言葉を賛辞として頂戴しました。
同席いただいた人事部長にも好評で、その場で「次年度もお願いします」との発言をいただきました。