私たちフィラメントが新規事業創出のメンタリングでモットーにしていることがあります。
それは「褒める」こと。
褒める。とにかく褒める。そしてアイデアのいいところを探す。これに尽きます。
アイデアの実現可能性の検討や、不完全な部分を探すことは簡単。
なぜなら、企業のみなさんはこれまでずっとそういった特訓をしてきているからです。
いいところを探して、よりよくするにはどうすればいいか？を考えること。
場合によってはアイデアを一緒に考えること。これが、なかなか難しいんです。
実際に、企業の新規事業創出プログラムにおいて大きな課題となるのが、参加者の「モチベーション維持」の問題です。
・せっかくアイデアを出してもどうせ採用されないんじゃないか？
・自分のアイデアにケチをつけられたり、上から目線で否定されたりするんじゃないか？
そんな不安や疑心を抱いた状態で、果たしてモチベーションを維持し続けられるでしょうか？
フィラメントは否定するのではなく、「褒める」ことで参加者のモチベーションアップと事業アイデアの可能性を最大化させます。
フィラメントのメンタリングスタイル
こちらはフィラメントが普段おこなっているメンタリングスタイルを簡単に図式化したものです。
メンターは基本的に最低２人体制。「メンターA」と「メンターB」でそれぞれの役割が分担されているのですが、これには理由があります。
【メンターA】
役割：みんなが出したアイデアや意見を面白がる（興味を持つ）
①ディスカッションを進めるファシリテーター
②まずはなるべくたくさんのアイデアを出す
③情報を書き出してコンテキストを整理する
④関連がありそうだったり、可能性が広がりそうなパートナー候補をつなげる
【メンターB】
役割：本質を代弁する・探する・場合によってはアイデアを提案する
①やりたいことの本質を探す
・その本質にはどのような価値があるのかを考える
②ユーザーの価値になっているかを考える
・その価値のどのような点が嬉しいのか？
・社会にどのような良いインパクトを与えられるか？
フィラメントの特長
フィラメントはいわゆる一般的な「コンサル」ではありません。
リサーチ会社ではないので、専門的な定量データや統計資料は保有していません。
また、特定の産業領域特化ではなく、産業横断した俯瞰的な構造把握を得意としています。
フィラメントはコンサルではなく「アイディエーションファーム」であり、次の３つの領域に特化しています。
☑アイデア出しを支援し、そのアイデアを広げる
☑アイデアを現実化するプロセスを明確にし、検証を行う
☑アイデアが生まれる人、環境、組織を作る
フィラメントの機能
さらに、フィラメントのメンタリングには事業アイデアをブーストさせるための強力な機能①～③が備わっています。
①アイデア強化支援
元のアイデアに対して、別の角度から見たりリフレームすることによって、アイデアをより強固にする
②応用展開支援
他の産業での応用や他のユーザーの課題解決への転用などのアイデアを付加できる
③ネットワーク支援
幅広いネットワークを活かして業界のキーとなっている産業人の知見コーディネートができる
具体的なメンタリングの進め方
では最後に、フィラメントのメンタリングの進め方について具体的にご紹介します。
事業アイデアのブラッシュアップと同時に、マインドセットも醸成するという独自性がフィラメントならではのメンタリングスタイルと言えるでしょう。
<具体的な進め方>
アイデアの創出支援
自社の強みや会社が関心を持っている領域のビジネスについて、一緒にアイデアを練る
アイデアの拡張と最適化
ベースとなっているアイデアをどこで誰のためにどう使ったら価値の最大化を図れるのかを、複数メンバーでポジティブにディスカッションする
アイデアのピボット
ベースとなっているアイデアの強みを生かしながら別個のアイデアに翻案する
マインドリフト
ダメ出しせずに提案者の意思を尊重し、モチベーションを高めながらアイデアをビジネスプランへ昇華させる
仮説検証フェーズの伴走
初期仮説のビジネスプランを練り上げたのちの想定顧客インタビュー等の支援
その後も、
・アライアンス候補企業のキーパーソンの紹介とリレーション構築サポート
・オウンドメディアやSNS、個人的リレーションを駆使したオープンなプレプロモーションサポート
・大手メディアへの仲介・メディアリレーションサポート
といった継続的な支援をおこなっていきます。
いかがでしたか？「褒める」メンタリング
みなさんの新規事業創出にも、是非フィラメントのメンタリングスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
フィラメントでは新規事業創出とそのプロセスを通じた人材開発や組織開発などを幅広くサポートしています。ご興味のある企業や個人の方からのお問い合わせをお待ちしています！
