活性化プログラムやワークショップを通じて、新しいビジネスを提案してみたいという空気が社内に醸成されてきたら、それが萎まないうちに「社内ビジネスコンテスト」を開催することをお勧めしています。
社内ビジネスコンテストの目的
社員それぞれが持っているパーパスや強みを活かした提案は通常業務の中からはなかなか生まれにくいものです。ビジネスコンテストではそれら社員の発想を受け止め、新しいビジネス創造のチャンスを見つけます。また継続して行うことで新規事業を発想提案できる風土をつくることができます。
社内ビジネスコンテストの効果
- トライするマインドの醸成
- 社内の仕組みとしてオープンに自分やチームのアイデアを披露できる心理的安全性の確保
- 部門を超えた仲間づくりによる関係性の構築
- アイデアを考えまとめていくことによる継続的な学び蓄積
社内ビジネスコンテスト実施時の注意点
- 参加者に対する時間の保証
- 所属あるいは上長による参加・不参加の強制禁止
- 選出後のビジネス化の道筋の提示
推進のためのミニマムな社内体制と実務
- 運営主体としての社内事務局は2名から構成
- 募集時の社内呼びかけなどの広報活動
- チーム組成の援助
- 期間内に行われる各種イベントの日時調整
- チームメンタリングのスケジューリング
準備物
- 社内企画書・計画書
- 会場またはオンラインツール確保
- 社外メンターとも共有できるフォルダ領域
- Slack等のコミュニケーションツール
実施スケジュール例
フィラメントとしてのサポートポイント
フィラメントがサポートするビジネスコンテストではアイデアをふるいにかけるのではなく、その過程で応募者を増やし、アイデアを強化していくことを特徴としています。
- 全過程で盛り上がるファシリテーションができます
- キックオフイベント等で共感力の強い講演者をアサインできます
- 人やチームでアイデアが固まっていない段階から随時相談会でカジュアルにアドバイスします
- 応募前のテキストフィードバックを全チームに行います
- 応募後のブラッシュアップメンタリングでプレゼンまでのサポートを行います
- 経験豊富な弁理士がパートナーになっているので専門外の特許の可能性も見つけます
- コンテスト終了後のフォローまで行います
審査の進め方
- 事前にテーマや事業領域に沿った審査シートを作成
- 同様に審査基準を設定
- チームによるプレゼンと質疑応答
- 審査会議およびその間に参加者交流会を実施
- 選抜チームの発表と講評
社内ビジネスコンテスト後のフォロー
継続発展すべきアイデアとチームの次のプロセスをフィラメントより企画提案します